

素材と表現手法が異なる2人の作家による、造形的共通点を手がかりとしたプラグマティックな対話の試みです。一方は、薄さや脆さといった性質を持つ素材による繊細な造形。もう一方は、重厚な存在感を持つブロンズを用いた有機的な造形。それぞれ異なる方向性を持つ作品が、明確な交差を避けながら、同一空間内で対峙します。対極する要素による、混ざりきらない空間の境界を見つめようとするものです。
[展示情報]
▪会期:2025年12月24日(水) – 12月28日(日)
▪会場:GALLERY33 (A)
▪開館時間:11:00 – 19:00 (最終日15時まで)
▪住所:東京都杉並区高円寺北2-8-5
▪作家プロフィール
小石川沙笑(こいしかわ さえみ)
2001年 千葉県生まれ
2025年 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科 卒業
同年 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻 入学 在学中
織田花香里(おだ かがり)
2002年 埼玉県生まれ
2025年 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科 卒業
同年 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻 入学 在学中
2025年 武蔵野美術大学奨励奨学金清水多嘉示賞受賞
